根尖病変①

今日は、根尖病変について。

レントゲンを撮影すると、よく歯の根の先が黒く写っていることがあります。

次の写真は、昨年末に顔が腫れてきてしまって来院された患者様のCT写真です。

千葉市中央区 歯科歯医者20.

 

7~8mm程、歯の根の周りの骨が溶けてしまっています。

勿論、歯の根の支えである骨がないので歯はグラグラです。

抜けてしまいそうな感じです。

このようになる原因は、細菌です。

細菌が歯の根の中に侵入し増殖すると、根の先で炎症が起こり結果、骨吸収してしまいます。

ですので治療は、根の中にいる細菌を可能な限り取り除き、また入らないように栓をすることになります。

治療から4ヶ月後の写真です。

千葉市中央区 歯科歯医者1 (1) - コピー

ほとんど骨が戻っているのが分かります。

この患者様は根の先も溶けていた為、その部分も改善したことを確認して

再度、別の栓の薬に置き換えていきます。

おそらくこの歯はこれからも機能してくれるでしょう。

「歯医者は歯をすぐ抜くんだよ」「歯医者さんは歯を抜くのが好きだよね」

と患者様から言われたことがあります。

SHINE DENTAL CLINICでは、可能な限り歯の保存に努めています。

やっぱり自分の歯が一番です。

 

 

千葉市中央区新宿の歯科医院 SHINE DENTAL CLINIC